作業・施工内容

床暖房付き給湯器（熱源機能付き）を、床暖房なしの標準給湯器に交換する際は、いくつか重要なポイントがあります。まず、既存の床暖房配管やリモコンはそのまま使えなくなるため、床暖房が今後一切不要であることを十分に確認する必要があります。次に、既設の床暖房配管を止水・閉栓処理し、誤って水やお湯が流れ込まないように施工することが大切です。また、リモコンも熱源機対応から給湯専用タイプへ交換し、操作性を確保します。サイズや配管位置も異なる場合があるため、現地調査で設置可能か事前確認が必要です。さらに、マンションの場合は管理規約で機種指定や機能維持が求められる場合があるため、事前に管理組合へ確認することも大切です。将来的に床暖房を使う予定がなければ、ランニングコストや本体価格を抑えられるメリットもあるため、必要性をしっかり見極めて機種選定を行うことが交換時のポイントです。