事例紹介


埼玉県新座市栗原給湯器交換小菅様

埼玉県新座市栗原給湯器交換小菅様 After

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作業・施工内容

お風呂の浴槽に設置されている循環金具からの水漏れがある場合、「給湯器を交換すれば治るのか?」という疑問を持たれる方が多くいます。結論から言えば、必ずしも給湯器の交換だけで水漏れが解消するとは限りません。水漏れの原因がどこにあるかを正確に診断することが、適切な対処の第一歩です。

 

まず循環金具とは、追い焚き機能のある給湯器において、浴槽の水を吸い込み、加熱して再び浴槽に戻す役割を果たす部品です。この循環金具は、浴槽の内側に見える金属の口のことで、背面には追い焚き用の配管が接続されています。水漏れの原因には大きく分けて以下のパターンがあります。

 

1つ目は循環金具自体の劣化やパッキンの損傷です。長年の使用によりゴムパッキンが硬化・劣化し、金具と浴槽の間や、配管との接続部から水が漏れるケースがあります。この場合は、循環金具の交換やパッキンの交換が必要であり、給湯器本体の交換とは直接関係がありません。

 

2つ目は追い焚き配管からの水漏れです。配管の経年劣化や腐食、あるいは接続部の緩みから水漏れが発生することがあります。この場合も給湯器本体ではなく、配管の補修や交換が必要となります。特に隠蔽配管(壁や床の中を通る配管)の場合は、漏水箇所の特定や工事が大がかりになることもあります。

 

一方で、3つ目のケースとして、給湯器内部からの逆流や圧力異常が原因で水漏れが見えるようになることもあります。たとえば給湯器の内部弁が故障していたり、圧力の異常によって配管部が影響を受け、水漏れとして現れることがあります。このような場合は、給湯器の交換が有効な場合もあります。

 

重要なのは、水漏れの発生源を正確に診断することです。現地調査により、循環金具周辺の水の出どころ、配管の状態、給湯器の動作状況を確認しなければ、正確な判断はできません。

 

したがって、循環金具の水漏れがあったからといって即座に給湯器を交換すれば直るとは言えず、原因に応じた修理・交換が必要です。給湯器の寿命(10〜15年)に近づいている場合には、本体交換と同時に循環金具や配管のチェック・補修を行うと、長期的に見て安心な対応と言えるでしょう。

 

給湯器交換場所

埼玉県新座市栗原

作業時間

2時間

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