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給湯器が壊れたらどうする?考えられる故障の原因と対処法を解説

氷っている配管

 

給湯器が壊れて突然お湯が出なくなると、毎日の生活に大きな支障をきたします。温かいお湯で洗い物や入浴ができなくなってしまうので、給湯器の調子がおかしいと感じたらすぐに対処しましょう。本記事では、給湯器が故障する主な原因と、壊れた時の対処法について解説します。急なトラブルが起こった時に冷静に対応できるよう、必要な知識を身につけておきましょう。

この記事を読むための時間:3分

給湯器が故障する原因

給湯器が故障する原因はさまざまです。負荷がかかる使い方をしていたり、内部にゴミが溜まったりすると壊れやすくなります。このようにどんな理由で故障するのかを理解しておけば、予防策が講じられるため、トラブル防止に役立ちます。ここでは、給湯器が故障する主な原因を4つ紹介します。

寿命がきた

給湯器が故障しやすくなる原因として、寿命がきたことが挙げられます。一般的に給湯器の寿命は10年程とされているため、この期間を過ぎると内部の部品や配管が劣化し、故障のリスクが高まります。経年劣化による腐食が進行すると、水漏れやガス漏れなど、重大な問題が発生する可能性もあるため、寿命を迎えた給湯器は新しいものに交換しましょう。

配管が凍結した

配管の水が凍結すると、膨張して配管に亀裂が入ったり、給湯器内部に負荷がかかったりして壊れやすくなります。一度破損してしまうと修理しなければならないため、凍結しないように注意してください。ただし最近の給湯器は、凍結防止機能が搭載されていて、内部で水を循環させ凍結しにくくなっています。

給湯器の号数が合っていない

給湯器の号数が使用環境に合っていない場合、給湯器の故障リスクは高まります。給湯器の号数は、1分間に供給できるお湯の量を示しており、家庭で使用される湯量に対して適切な号数を選ぶことが大切です。

 

そのため、人数の多い家庭で小さな号数のものを使用すると、給湯器に過剰な負荷がかかり壊れやすくなります。適切な号数の給湯器を選ぶと、壊れにくくなるだけでなく、エネルギーの無駄遣いも防げるのでおすすめです。

内部にゴミや水が溜まっている

内部にゴミや水などの異物が入り込むと、フィルターや配管が詰まり、水や空気が正常に流れにくくなります。これにより給湯器の効率が低下し、過剰な負荷がかかるため、部品が劣化して故障します。メンテナンス作業を怠ると、このような問題が発生しやすくなるので、給湯器の寿命を延ばすためにも定期的に点検や掃除を行いましょう。

給湯器が壊れた時の対処法

給湯器の故障は、火災やガス漏れなど深刻な問題を引き起こす可能性があります。そのため、異変に気付いたらすぐに行動して対処しなければなりません。ここでは、給湯器が壊れた時の対処法を紹介します。

エラーコードを確認する

給湯器に異常が発生するとリモコンにエラーコードが表示されます。エラーコードは問題を特定する手掛かりとなるので、表示された際は取扱説明書でコードの意味を調べてください。表示された問題に応じて、適切な対処を行うことが大切です。

異臭がする時はすぐに使用をやめる

給湯器の使用中に異臭がした場合は、すぐに使用をやめましょう。給湯器の内部で過度な加熱やガス漏れが起こっている可能性があり、火災や一酸化炭素中毒につながるおそれがあります。異臭を感じたら、直ちに給湯器の使用を中断し、ガスの元栓を閉めて換気を行ってください。特にガスの臭いがする時は、安全を確保するために速やかに行動しなければなりません。

業者に修理を依頼する

エラーコードを確認して対処しても直らない場合は、業者に修理を依頼してください。自分で修理を試みると状態をさらに悪化させてしまったり、危険な目に遭ったりする可能性があるため、専門家に任せるのがおすすめです。また、賃貸物件に住んでいる場合は、大家さんに連絡して修理の依頼をしてもらいましょう。

異変に気付いたら速やかに対処しよう

本記事では、給湯器が故障する主な原因と壊れた時の対処法について紹介しました。給湯器が壊れる主な原因には、寿命による劣化、適切な号数の選定ミス、配管の凍結、ゴミや水の詰まりなどが挙げられます。

 

故障した時の対処法として、まずはエラーコードを確認し、異臭がする場合は直ちに使用をやめて安全を確保することが重要です。自分で解決できない場合は、専門の修理業者に依頼して適切な修理を行ってください。これらの対処法を知っておくことで、万が一故障した時に冷静に対応できるようになります。

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