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給湯器から水漏れがあった場合の4つの原因!まず試すべき対処法

 

給湯器のチェック

 

給湯器からの水漏れは、多くの家庭で突然発生するトラブルの一つです。水漏れの原因はさまざまで、早急な対処が求められます。そこで本記事では、給湯器からの水漏れの主な4つの原因と、試すべき対処法について詳しく解説します。水漏れを未然に防ぐためのポイントや、発生時に役立つ応急処置も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

給湯器から水漏れする原因

給湯器から水漏れする際は、次の4つの原因が考えられます。

 

  • 部品の劣化
  • 配管の凍結
  • 取り付けミス
  • 水抜き栓からの水漏れ

部品の劣化

給湯器は、長期間の使用により内部の部品が劣化してしまいます。特にゴムパッキンやシール材が、経年劣化による硬化・ひび割れを起こしやすく、水漏れの原因となります。また、金属部品が腐食や錆びにより、弱くなることも水漏れの原因です。これらの場合は、定期的なメンテナンスや点検を行い、劣化した部品を早めに交換することで対処可能です。

 

しかし、10年以上使用している給湯器の場合は、部品が製造終了となり交換できない可能性があります。ほかの箇所の劣化も考えられるため、交換を検討したほうがいいかもしれません。

配管の凍結

給湯器の配管の凍結も水漏れの原因の一つです。冬場の気温が下がった際に水が凍結すると、体積が増えるため配管が破裂しやすくなります。これにより、給湯器本体や周囲の配管から水漏れが発生します。気温が低い時期に起こる水漏れは、凍結による配管の破裂やひび割れを疑ってみるといいでしょう。

 

防止策としては、断熱材による配管の保護や、凍結防止ヒーターの使用などが推奨されます。また、寒波が予想される場合は、水を少しずつ流し続けることで凍結を予防できます。

取り付けミス

給湯器の取り付けの際、配管の接続部分がしっかりと締められていない場合や、シールテープが不十分な場合、隙間から水が漏れることがあります。また、取り付け時のミスにより、配管や部品に過度の負荷がかかり、後から水漏れを引き起こすこともあります。いずれの場合も施行ミスが原因なので、取り付けを行った業者に連絡してすぐに対応を依頼しましょう。

水抜き栓からの水漏れ

給湯器には水抜き栓が設置されており、この部分からの水漏れもよく見られます。しかし、水抜き栓から一時的に水が出ている場合は問題ありません。水抜き栓から水が出るのは、給湯器内の圧力の減圧や凍結防止などのための通常の現象です。ただし、水の量が多い、一時的ではなく水が出続けているといった場合は、ほかの原因が考えられます。

給湯器からの水漏れの対処法

給湯器からの水漏れを確認した場合は、以下の対処法を試してみてください。

 

  1. 給湯器を止める
  2. 水漏れの場所を特定する
  3. 止水栓を締める
  4. 業者に依頼する

①給湯器を止める

水漏れが発生したら、まずは給湯器の電源を切ることが重要です。電源を入れたままにしておくと、漏電やさらなる損傷のリスクが高まります。ガス給湯器の場合は、ガスの元栓を閉めることも忘れずに行いましょう。これにより、安全が確保され、水漏れによる被害の拡大を防げます。

②水漏れの場所を特定する

次に、水漏れの原因箇所を特定します。給湯器本体、配管、接続部、水抜き栓など、どこから漏れているのかを注意深く確認してみましょう。漏れの場所がわかれば、応急処置が可能となります。目視で確認できない場合は、手で触れて湿っている部分を探したり、ティッシュペーパーで拭き取ってみる方法も有効です。水の量や色などもチェックしておきましょう。

③止水栓を締める

水漏れ箇所が特定できたら、止水栓を締めます。これにより、水の供給を一時的に止め、水漏れが拡大するのを防げます。止水栓は、給湯器本体の下や配管の途中に設置されているので、普段から場所を確認しておくと安心です。

④業者に依頼する

その後、専門の業者に修理を依頼します。業者に連絡する際は、給湯器の型番や水漏れの状況を詳しく伝えるとスムーズに対応してもらえます。

給湯器の水漏れは原因を突き止めて対処しましょう

給湯器の水漏れの原因はさまざまです。まずは原因を突き止めて、自分で対処できるかどうかを判断しましょう。原因がわからない場合や対処しても水漏れが続く場合は、専門の業者への依頼をおすすめします。

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