給湯器から出るお湯がぬるい5つの原因!自分でできる対処法を紹介!
給湯器からぬるいお湯が出ると、故障してしまったのではないかと心配になる方も多いでしょう。しかし、ぬるいお湯が出る原因は必ずしも給湯器の故障とは言い切れません。本記事では、給湯器から出るお湯がぬるくなる5つの主な原因と、自分でできる対処法を紹介します。ぬるいお湯しか出ずに困っている方は、ぜひ本記事を参考に原因を探して適切な対策を講じてください。
この記事を読むための時間:3分
給湯器から出るお湯がぬるい原因
給湯器から出るお湯がぬるいと感じたときは、次の5つの原因が考えられます。
- 設定温度が低すぎる
- 水圧が弱い
- 混合栓の異常
- 浴槽の循環フィルターのつまり
- 給湯器の故障
設定温度が低すぎる
給湯器からぬるいお湯が出る原因の一つは、設定温度が低すぎることです。リモコンや本体の温度設定が40度以下と低い場合、温度が安定しないことがあります。メーカーが推奨している温度は50~60度なので、設定温度を確認し、必要に応じて適切な温度に調整しましょう。また、リモコンの設定が正しく反映されているか、リモコン自体が故障していないかも確認すると安心です。
水圧が弱い
水圧が弱いと、給湯器が適切に動作せず、ぬるいお湯しか出ないことがあります。キッチンや浴室などのお湯を同時に使っている場合は、水圧が弱まっている可能性が高いです。また、給湯器の給水フィルターが詰まっている場合も水圧低下の原因となるため、定期的に清掃することが重要です。
混合栓の異常
混合栓の異常も、ぬるいお湯の原因の一つです。混合栓は、冷水と温水を混ぜ合わせる役割をもっていますが、内部の部品が劣化したり故障したりすると、適切な温度に調整できなくなります。まずは混合栓で水の量を調整し、問題が解決しない場合は専門業者に点検を依頼しましょう。
浴槽の循環フィルターのつまり
浴槽の循環フィルターが詰まると、お湯が浴槽に流れず給湯器に戻り、ぬるいお湯しか出なくなることがあります。循環フィルターは簡単に取り外せるため、定期的にゴミや髪の毛などを取り除くようにしましょう。清掃を怠ると、給湯器自体に負担がかかり、故障の原因にもなります。
給湯器の故障
給湯器自体の故障も、ぬるいお湯が出る原因となります。故障の原因は内部のヒーターやセンサーの不具合、配管の漏れなどさまざまです。異常な音や異臭がする場合は、迅速に専門の修理業者に連絡しましょう。
ぬるいお湯が出るときの対処法
ぬるいお湯が出るときには、次の2つの方法を試してみてください。
- 給湯器のモニターを確認する
- 循環フィルターを掃除する
給湯器のモニターを確認する
ぬるいお湯が出る場合、まず給湯器のモニターを確認しましょう。モニターにはエラーコードや設定温度が表示されており、問題の原因を特定する手がかりになります。設定温度が低い場合は、適切な温度に調整しましょう。エラーコードが表示されている場合は、取扱説明書を見ながら対処法を確認し、必要に応じて専門の修理業者に連絡してください。
循環フィルターを掃除する
循環フィルターの詰まりが原因で、ぬるいお湯が出ることがあります。この場合は、フィルターを清掃すれば改善されるでしょう。浴槽に付いている循環フィルターを外し、水洗いした後にゴミや髪の毛を取り除きます。清掃後は、フィルターを元に戻して、給湯器を再稼働させれば終わりです。定期的なフィルターの清掃は、給湯器の効率を維持し、トラブルを未然に防ぐためにも効果的です。
ぬるいお湯が改善しないときは業者に点検を依頼しましょう
ぬるいお湯が出る原因は給湯器の故障だけでなく、さまざまなものがあります。まずはお湯がぬるくなる原因を探り、自分で対処できるか確認しましょう。自分での対処が難しい場合や、改善しない場合は、業者に点検を依頼してください。
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