給湯器の温度が上がらない原因とは?お湯トラブルの対処法も徹底解説
「熱いお湯が使いたいのに、お湯がぬるい」「なぜか給湯器の温度が上がらない」といったトラブルを抱えていませんか?本記事では、給湯器の温度が上がらない原因と、対処法を詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むための時間:3分
給湯器の温度が上がらない原因
給湯器の温度が上がらないトラブルの原因は以下の5つが考えられます。
- リモコンの設定温度が低い
- 優先設定が間違えている
- 給湯器が故障している
- 外気温が低い
- 水圧が弱い
それぞれ詳しく解説していきます。
リモコンの設定温度が低い
給湯器の温度が上がらない場合、何らかのきっかけでリモコンの設定温度を下げて、戻し忘れている可能性があります。設定温度を40℃にしている場合、40℃以上のお湯は出ません。また冬は水温が下がるため、水を混ぜて使用した際には温度が下がり過ぎてしまうこともあります。
優先設定を間違えている
給湯器のリモコンが、台所とお風呂場の2箇所にある場合には注意が必要です。「優先設定」という機能があり「優先」表示のないリモコン側では、温度調節ができません。例えば、台所の温度設定が60℃、お風呂の温度設定が42℃で、台所のリモコンに「優先」があれば60℃のお湯が台所では出ます。
また、お風呂場側に「優先」がついている場合は、お風呂場も、台所も42℃までしか温度は上がりません。どちらのリモコンに「優先」表示がついているか確認しましょう。
給湯器が故障している
給湯器のバーナーや本体が故障している場合も、温度が上がらなくなります。本体や部品の経年劣化や寿命によって、給湯器が故障しお湯の温度が上がらなくなっている可能性があります。
外気温が低い
冬場などの外気温が低い場合にも、温度が上がらないことがあります。外気温が低いと給湯器内の水温も下がります。冷たい水からお湯を作り出すため、温度が上がりづらくなるのです。
水圧が弱い
蛇口から出す水の量が少ないと、給湯器内の水圧が弱くなるため、お湯の温度が上がりにくくなります。また台所や洗面所、お風呂場などで同時にお湯を使用していると、水道管から出る水圧が変化して、温度が変わったり、お湯の量が少なくなったりします。
給湯器の温度が上がらないときの対処法
お湯の温度が上がらないときの対処法を5つ紹介します。給湯器の温度を上げたい際に参考にしてみてください。
リモコンの設定を変更する
給湯器のリモコン設定を変更しましょう。設定温度を下げたのを忘れている場合や、家族が設定温度を変更している場合があります。設定温度を確認してみてください。冬場など水温が下がる時期には、設定温度を2〜3℃上げておくと、適温になるはずです。それでも温度が上がらない場合は、性能の良いものやサイズの大きい給湯器に交換するのをおすすめします。
優先設定を見直す
リモコンの温度設定だけでなく「優先設定」も見直す必要があります。どのリモコンが優先になっているか見た目で判断できない場合は、全てのリモコンで同じ温度に設定しておきましょう。また「優先」表示がわかるもので変更する場合は、変えたいリモコンの電源を一度切ってから入れ直すと、温度の変更ができるようになります。
給湯器の故障を直す
給湯器が故障している場合には、専門の業者に修理を依頼しましょう。自分で分解したり修理したりするのは、危険なので絶対にしないでください。
複数の場所で同時にお湯を使用するのを避ける
水圧が弱くなることで、給湯器の温度が上がらなくなることがあります。複数の場所で同時にお湯を使うのは避けましょう。お風呂に入るときには、他の水回りでお湯を使わないよう、同居人に相談するのがおすすめです。
給湯器の温度が上がらない原因が分からないときは専門業者へ相談を
本記事では、給湯器の温度が上がらない原因と対処法を紹介しました。自分で原因が突き止められない場合には、専門の業者に相談し、修理や交換を行うのがおすすめです。安田工務店では、ガス給湯器の交換を承っています。給湯器でお困りの際にはお気軽にご連絡ください。
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