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ガス給湯器が点火しない?点火不良の原因と直し方を徹底解説

ガス給湯器とガスメーター

 

蛇口からお湯が出ない場合、ガス給湯器が点火不良を起こしている可能性があります。一刻も早くお湯が出るように、本記事では給湯器が点火しない原因とその対処法を詳しく解説していきます。最後までぜひご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

ガス給湯器が点火しない4つの原因

ガス給湯器が点火しない原因は主に以下の4つです。

 

  • 点火装置(イグナイター)の故障
  • ガスの供給トラブル
  • 水の供給トラブル
  • 落雷

 

それぞれを詳しく解説していきます。

点火装置(イグナイター)の故障

給湯器には、イグナイターと呼ばれるガスに着火するための部品があります。この部品から火花を出すことでガスに着火します。点火しない場合は、イグナイターの電極の経年劣化や制御部品の故障が起こっている可能性が高いです。点火装置の修理は、専門業者に任せることをおすすめします。

ガスの供給トラブル

給湯器はガスを使用しているため、ガスの供給にトラブルが起きると動作不良が起こります。ガス給湯器が点火しない場合、ガス栓が閉まっていたり、ガス管が破損していたりする可能性もあるので注意が必要です。

水の供給トラブル

給湯器は、配管内を通る水を温めていますが、安全対策で一定量以上の水がないと点火しない仕組みになっています。

 

  • 断水している
  • 給水元栓が閉まっている
  • 水抜き栓が詰まっている
  • 水圧が低い
  • 配管が凍結している

 

以上が原因で、一定量の水を確保できないことがあります。

落雷

給湯器は、落雷があった際に安全装置が作動する場合があります。天候の回復を待ってから復旧に取り掛かりましょう。

ガス給湯器が点火しない場合の直し方

ガス給湯器が点火しない場合に、自分でできる対処法を6つ紹介します。それぞれ詳しく解説していきます。以下の対処をしても直らない場合には、業者へ依頼しましょう。

リモコンのエラーコードを確認する

リモコンがついている給湯器であれば、リモコンの表示を確認します。点火しないときには、リモコンにエラーコードが表示されているはずです。エラーコードをもとに取扱説明書をチェックして対応方法を確認してみてください。取扱説明書がない場合は、メーカーのホームページを見ると電子版が載っています。

ガスメーターを確認する

ガスが供給されているか、ガスメーターを確認してください。ガスメーターには、ガス漏れを検知してガスを自動遮断する機能がついています。地震や長時間の連続使用で、自動遮断が作動することもあるので注意しましょう。

ガスメーターの元栓を開栓する

リモコンのエラーコード表示がなく、ガスメーターも正常に動いている場合は、ガスの元栓が開いている可能性があるので確認しましょう。配管に対してガスの元栓は、「垂直なら閉栓」「平行なら開栓」です。

給湯器の給水元栓を開栓する

給湯器の給水栓が閉まっていると、十分な水量が供給されず点火不良を起こします。給水栓を全開にすると直るでしょう。

凍結していたら自然解凍する

冬場の寒い季節には、給湯器の配管が凍結してしまうことがあります。凍結している際は自然に解凍されるのを待ちましょう。熱湯をかけたり、ドライヤーで温風を当てたりするのは避けてください。配管の劣化や機器本体の故障につながります。

給湯器の電源を入れ直す

落雷などによって安全装置が作動している場合、給湯器の電源を入れ直すことで、再び使えるようになることがあります

 

まずは、給湯器のリモコンから安全装置を解除する方法です。運転スイッチをオフにして、再度オンにすることで、安全装置が解除されます。詳しくは取扱説明書をご確認ください。

 

また、リモコンの操作でリセットできない場合には、給湯器本体の電源を入れ直してみましょう。給湯器の電源プラグをコンセントから抜き、少し時間を置いてから差し直します。正常にお湯が出れば、リセット完了です。なお、コンセント周りが濡れている場合は感電の危険があるため、注意しましょう。

 

ガス給湯器の点火不良を自分で対処するときの注意点

 

ガス給湯器の点火不良を直すときの注意点は2つあります。もとに戻せなくなったり、危険が生じたりするため、以下の点には注意して行いましょう。

機器本体をドライヤーで乾かさない

点火装置や配管に、直接ドライヤーを当てて乾かすのはやめましょう。点火装置は水に濡れていると点火しませんが、早く乾かしたいからといってドライヤーを当てるのはNGです。また配管の解凍に、熱湯やドライヤーを使用するのも厳禁です。機器本体や配管を傷めたり、劣化を早めてしまうおそれがあります。

給湯器を分解しない

自分で給湯器を分解するのは、絶対にやめましょう。給湯器の分解・修理は専門の資格を持った人しかできません。詳しい知識や技術がないのに分解してしまうと、自分が怪我をしたり、給湯器を故障させたりする可能性があります。

ガス給湯器の修理は専門業者に依頼しよう

給湯器が点火しない具体的な原因と、自分でできる対処法を解説してきました。毎日使う給湯器は劣化もしやすく、定期的なメンテナンスや修理が必要です。「故障したかな?」と思ったら早めに専門業者に依頼しましょう。安田工務店ではガス給湯器の交換を行っています。お困りの方はお気軽にご連絡ください。

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